プロパンガス料金の流通価格の推移について

輸入が大半を占めるLPガスの価格は、海外との契約価格の影響を大きく受けますが、一般に小売価格は、輸入CIF価格や卸売価格ほど海外市況に敏感に反応せず、ゆるやかに変動している傾向があります。

プロパンガス原油価格推移について

プロパンガスの価格は原油の価格に左右されます。

プロパンガスの市場価格は、原油の価格に左右されます。
基本的に日本の原油はサウジアラビアだけで全体の3分の1くらいを輸入しています。
のサウジアラビア国営石油会社のサウジアラムコの通告価格がCP(Contract Price)と言われるもので、
日本のプロパンガス会社はこのCP価格を参考にプロパンガスの小売り価格を決めています。

最近のCP価格の推移について

2008年7月にプロパンガスのCPが1トン当たり905ドルの高値を付けた時は、
ガソリンも同様にリッター当たり185円の高値を付けたことがあります。
当時もプロパンガスの価格が上がりましたが、2011年1月には935ドルの過去最高を更新し、
2月にはプロパンガス各社が大幅な値上げを実施しました。 2011年5月にはさらに945ドルを記録し、すでに大手プロパンガス会社が6月検針分からの値上げを通告しているようです。

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今後の原油価格はどうなるか?

原油価格を左右する要因はたくさんありますが、大きなものでは下記のようなものがあります。

アメリカの経済状況。何と言ってもアメリカの経済状況が与える影響は大きいです。

中国の経済状況。アメリカに次いで石油の消費量が大きいのは中国です。

日本の経済状況。3位の日本の震災復興状況も原油価格に影響を与えるでしょう。 中東の紛争状況。リビアやチュニジアなどで紛争が起きると安定供給面での不安が大きくなり、価格はどうしても上がることになります。 世界の気候状況。ヨーロッパを寒波が襲ったりすると需要が逼迫し価格高騰の要因となります。

OPEC(世界石油輸出機構)などの動向。

この他にも色々な要因が原油の価格に影響を与えるのは事実で、 今後どうなるのかは誰にもわかりません。消費者の皆さんも新聞やテレビで経済状況などを頭に入れておくと良いと思います。

参考:CP価格調査データ

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