プロパンガス会社を選ぶのに、ガス料金が安いかどうかだけを判断基準にしていませんか? もしそうだとしたらそれは非常に危険です。 ここでは、優良プロパンガス会社を見極める際に重要な3つのポイントをわかりやすく紹介させて頂きます。
1.安すぎる会社は注意しましょう!
営業電話や訪問営業で知り合ったガス会社は要注意です。
売り込み価格で、契約を結び、徐々に値段を上げていくブローカーの
可能性が高い傾向が出ており、ガスプライスへも相談の連絡が相次いでいます。
優良なガス会社は営業をしません。営業している会社は人件費/経費が掛かるため
ガス料金は、その分高い金額でないと、赤字経営になってしまいます。
具体的には、1立方メートル当たりの従量単価が300円を切っていたら疑ってみてください。
業界に蔓延している「売り込み価格」というのは、250円とか270円というのが多いです。
この価格でずっと供給していくと赤字になってしまうので
契約後3ヶ月くらいすると徐々に値上げされるケースが多いです。
ガスプライスへの相談者でも3〜4年で2倍くらいになっていることが多いです。
中には1年で100円も上がってしまった方もいるので大変です。
2.値上げを繰り返さないか?
プロパンガスというのは原油が原料なので、世界情勢や為替の変動などで仕入れ原価が結構激しく上下します。 そのため優良会社と契約しても「一生値上げしません!」
などと言えるところはありません。しかし「値上げを繰り返さないか?」というのは原油の大幅な高騰や急激な円高など経済情勢の変化を除いて、ガス会社の勝手な理屈で値上げしないか?を問うものです。
ここ数年を振り返ってみると、2008年6月にサウジアラビア産原油の大幅な値上げがありました。
また、2011年の1月と5月にも2008年を上回る値上げが行われました。
こういう時は仕方ないですが、それ以外に頻繁に値上げを繰り返すのはとても優良会社のすることではありませんので覚えておいてください。
3. インターネットで悪い評判が出ていないか?
インターネット上で、「○○ガス 評判」と検索して口コミ情報を調べましょう。
まだまだガスを使ったコンロが主流の日本では、ガスコンロや給湯器などで毎日多くのガスを使って暮らしています。それだけに正しい使い方を理解することが、ガス代の節約に大きく影響してきます。